リバウンドしない!? ラクに片づけをするための3つの思考 【心屋仁之助 塾】

部屋を片づけようと思っても、やる気にならない。頑張って片づけても、すぐ元に戻ってしまう。その原因は“心のブロック”にあるのかもしれません。片づけ本を読んでも収納術を習っても部屋の状態が改善しない人は、ぜひ「思考」に着目してみてください。

こんにちは。心屋塾認定講師のおむらちもです。まず自己紹介をさせてください。心理カウンセラーになる前は、大手ハウスメーカーでインテリアコーディネータをしていました。現在は心理カウンセラーでありながら、多数のインテリア雑誌に掲載していただいたり、インテリアを紹介するSNSでいくつもの賞ををいただくなど、嬉しいご支持をいただいています。

そんな私ですが、以前は片づけが大の苦手でした。インテリアコーディネータをしているときも、お客様の部屋はきれいにコーディネートできても、自宅は物であふれ、がんばって片づけてもすぐ元に戻ってしまう状態でした。

そんなとき、片づけが苦手な原因は「心」にあるのではないかと思い、自分の心としっかり向き合いました。そして、苦手意識を生んでいる「心のブロック」を外していくことで、長年の「思考の癖」を整え、いまではラクに楽しく片づけができるようになりました。上の写真はわが家のリビングです。

片づけには何より「心の土台」が大事なのだと痛感しました。この経験を生かし、ラクに片づけができる「心の土台」を整える方法をお伝えしたいと思います。

■1)できない自分への「ダメ出し」をやめよう
ちょっとイメージしてみてください。あなたは、片づけができない、もしくは片づけが苦手な自分のことを「どんな人」だと思っていますか?

・だらしがない人
・ダメな人間
・女として恥ずかしいやつ

など、あなたが心の中でいつも思っている言葉がありませんか? そして「そんな人」になってしまっている自分をずっと責めていませんか? 

あなたにとっては、当然だと思ってやっている自分へのダメ出し、実はそのこと自体が、片づけのやる気を阻んでいる大きな要因なのです。

例えば、あなたが何か習い事をしたとします。一緒にそばで見ていてくれている先生が、すごく厳しくて、一生懸命がんばっても、認めてくれず、ずっとダメ出しばかりしてくる先生だったらどうでしょう?

やる気がなくなりますよね。それどころか、習い事のことを考えるだけでも嫌な気持ちになるのではないでしょうか。

そんなふうに、片づけが苦手な人は、鬼教官さながらに自分に厳しい声をかけていることが多いのです。だから、やる気が出ないし、頑張ってやっても達成感が得られない、そんな心の構造になっています。

今日から、片づけに関する自分へのダメ出しをやめて、自分を応援してあげる優しいサポーターになるように意識してみてくださいね。

■2)「べき」をゆるめよう
片づけに対する大きな「べき」を持っていませんか? 

・片づけするべき
・部屋はいつもキレイであるべき
・女ならちゃんとするべき

これも、そう考えて「当たり前」だと思っていることかもしれません。

とくに女性は、結婚したら「主婦だからやるべき」、子どもを産んだら「子どもの見本になるべき」など、どんどん「べき」を増やしてしまう人が多いのです。

でも、この「べき」も片づけのやる気を阻む大きな要因のひとつです。「べき」というのは“義務づける”ことを意味し、「本当はやりたくないこと」につけることが多い言葉です。そのため、この言葉を意識することによって、片づけがより嫌な、重いイメージになっていきます。

独身時代は悩んでいなかったのに、結婚したり、子供を産んでから、どんどん「べき」のプレッシャーが大きくなり、片づけが全くできなくなってしまった、という人も沢山いらっしゃいます。「べき」が大きな心のブロックになってしまったのです。

近年、女性の社会進出が進み、色んな分野で「男女平等」な社会になりつつありますが、片づけに関してはまだまだ「女の仕事」という、一般的なイメージがあるように感じます。

そして、女性も自ら「片づけできない女性は価値がない」などと心の奥で認識してしまっていることが多いのではないでしょうか。

・いまは忙しいし、できなくても仕方がない
・誰かに助けてもらっていい

など、「べき」をゆるめることは、「心の土台」を整え、片づけに対する気持ちが変わっていくことにつながります。ぜひ意識してみてください。

■3)「完璧」を目指すのをやめよう
ご自身では自覚がないかもしれませんが、片づけが苦手な人の多くは、実は「完璧主義」です。例えば、片づけをするときに「ここまでは終わらせたい…」と、頑張らないと達成できないような目標を、自然に設定していませんか?

そして、達成しそうになったら、すぐにもっと上の目標を立てたりして、いつも必死にやらないといけない状況に自分を追い込んで、できたら「当たり前」、できなかったら「ダメ出し」、そんな事をやってませんか?

完璧にできていなくても、「自分の中でのできる限りの完璧」を「目指そう」とするのも「完璧主義」の思考です。そういう思考が強いと、片づけすることを“しんどい”と感じやすいし、頑張ってもなかなか自分を認められません。これでは、片づけが嫌いになってしまっても当然かもしれません。

でも、実は、完璧主義の人が今まで嫌っていた「中途半端」こそ、お片づけには大事な「思考」なんです。

例えば、完璧に片づけようと思うと、たくさんの時間がかかってしまうので、なかなか着手する気になりませんよね。そして、がんばって片づけても、またたくさんの時間が取れるときまで、手つかずの状態になってしまいます。これが「頑張って片づけたのにリバウンドしちゃった」という状態です。

なので、「完璧に」「しっかり」「時間をとって」と考えるのをやめて、「中途半端に」「軽く」「ちょっとだけ」を心がけて動いてみてください。そうすることで、心のブロックがまたひとつゆるんできます。

どれも、今まで自分に喝を入れるための言葉だと思ってきたかもしれません。でも、それをゆるめることで、片づけに対するフットワークが軽くなり、自然に動けるようになってきます。焦らずに自分に優しい声をかけながらやってみてくださいね。

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(おむらちも)

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