片付けられない20代女性の悩み〜「捨てる」はできるけど空間が上手く使えない〜

片付けられない女性の悩みは、年齢や環境、子供の人数によっても幅広く存在します。

モノを捨てる事はできるけれど、クローゼットや押入れの使い方がわからない、収納空間をどのように使えばよいかという、小さいお子さんがいらっしゃる20代女性の悩みから考えてみたいと思います。

■3人家族なのに収納スペースがパンパン。持ち物が多い?

平均的な収納スペースがあらかじめ設置されているマンション。賃貸でも分譲でも、よほどの大家族でない限りは、十分収納できるはずのスペースが最初から用意されているため、3人家族なのに収納に困るほど全ての収納スペースがパンパンだったら、もしかして持ちすぎているのかもしれません。

しかし、実際はモノを持ちすぎているわけでもなさそうです。今回お悩みの主婦の方は、20代の女性で、モノを大切に!という親世代からの刷り込みが比較的少なく、捨てる事に抵抗のない人です。捨てることには抵抗がなく、モノが多い訳でもないのに、物が溢れている状態のお家を訪問させて頂くと、意外にもクローゼットや押入はスカスカだったりするのです。

■クローゼットや押入の使い方がわからないのが原因の1つ

20代女性の片付かない理由で多いのは、収納方法でつまずくパターンです。

片付かないのは、収納の方法が自分に合っていないこと、それに加えて、収納された状態を目にする機会が少ない事によって、自分の中にある収納方法の引き出しが少なく、収納することに苦手意識を持ってしまっていることが原因です。

大容量の押し入れをどうやって区切れば良いのかわからないため、とりあえず邪魔なものを入れてみた為に、「とりあえずいれてみたモノ」が邪魔して、他に収納したいモノが入らなくなり、モノが溢れる原因となっているのです。

収納方法が良くない、クローゼットや押入などの収納空間を上手く使い切れていないだけだったりします。 

■使用頻度や用途に分けて、収納し直してみる

クローゼットの中身を全て出してみます。

例えば、小さいお子さんがいらっしゃるある20代女性の押入れには、とりあえず入れてしまったベビーベットや季節用品(コタツ布団)、寝具や衣類、次の子供用に残してあるベビー用品などが入っていました。クローゼットには頻繁に着る家族全員の衣類が入っていました。

ここで気づいてもらいたいポイントが、使う頻度が違うもの、用途が違うものが一緒になって収納されているというところです。頻度や用途が同じものを分けてから収納し直すだけで、断然使いやすくなるのです。

といっても、どう分けて良いのやら…ですよね。

まず、当面使わないもの(3年くらいでしょうか?)、ここではベビーベッドやベビー用品は、取り出しにくいけど忘れないような場所に保管します。ベッドは押し入れ中段の奥に立てかける、ベビー用品はファスナー付きのビニールバックに入れて押入の天袋収納に入れておきます。目に付く場所にあるので、収納した事を忘れずにすみます。

このファスナー付きのビニールバックは、とても重宝します。百均でも手に入りますし、丈夫で、沢山入る上に持ち手が付いており、取り出す時にも非常に楽です。同じ用途のものをひとまとめにする、更に時期ごとに、出産後すぐ使うもの、その半年後に使うもの、1年後に使うものと分けて収納しておくのもおすすめです。

写真のクローゼットは、とりあえず入れられるだけ入れていた状態から、子供服だけ2段になるように収納し直しました。

簡単な方法ですが、下のスペースが無駄になりがちな小さい子供服の収納ですが、2段にすることでデッドスペースがなくなります。使った収納用品はクローゼットブランコという名前で商品化されていたりしますが、ここで使っているのは棒と紐で似たような構造のものをDIYしています。簡単に作ることができますよ。

■押入れなど大容量空間は、小さく仕切りながら考える

大容量の押入れなどは、使い方が難しいため、空間を小さく仕切るという意味で、奥に使用頻度が低いモノを収納していきます。そして、手前にできた空間に使用頻度の高いモノを収納していきます。

大容量の空間が手前と奥の2つに仕切られるので、奥行きが浅くなった空間は扱いやすく、パズルをはめるように案外すんなりと収めていくことができるでしょう。

■収納用品は、まず手持ちのもので

収納を考えるとき、簡単に新しい収納用品に手を出さないで下さい。手持ちの収納用品を縦にしたり横にしたりと、使えるものを使いながら、収納を考えていきます。

収納方法をいろいろ試してみると、「こういう収納用品が欲しい」が明確になってきますので、このときに初めて収納用品を買い足すと、失敗が少なく済みます。ただし、掛ける収納がしたいのに掛ける収納用品がない、収納用品が足りていない場合は購入しても大丈夫です。

取り出しやすい位置に配置できるよう、注意しながら進めていきましょう。

■苦手意識を手放し色々試す!しっくりくる収納方法を見つける近道

20代の主婦の片付かない理由で多いのは、収納方法でつまづくパターンです。片付かないのは、収納の方法が自分に合っていないこと、それに加えて、収納された状態を目にする機会が少ない事によって、自分の中にある収納方法の引き出しが少なく、収納することに苦手意識を持ってしまっていることが原因です。

苦手意識を手放して色々な収納方法を試していくことがしっくりくる収納方法を見つける近道になることでしょう。

(著:川本 葉子)

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