QAGA治療で、日本皮膚科学会は低出力レーザ―をBランク指定していますが効果は期待できますか?
どういったメカニズムで効果が得られるのか知りたいです。

解決済み1
2021/05/01 10:55

ベストアンサーに選ばれた回答

A低出力レーザーは日本皮膚科学会のガイドラインでB判定を受け、自毛植毛と同レベルの評価を受けていますが、製品ごとに性能は異なります。

国際毛髪外科学会(ISHRS)に加盟する米国やEUの世界96か国で男性型脱毛症の治療法として、塗布用ミノキシジル、プロペシアに並び、低出力レーザーは認められ、女性にも効果が認められています。

海外では2010年に米国食品医薬局(FDA)が低出力レーザーの育毛効果を認め、7年後、日本の脱毛症治療ガイドラインで、男性・女性共に効果があると発表されました。

低出力レーザーの主たる効果は、毛根内の毛乳頭に一定の出力や波長の光が当たるとATP(アデノシン三リン酸)が増加することです。

ATPの量は性別を問わず必要な物質です。髪が生成されるには、血液中のたんぱく質が毛乳頭で細胞分裂が不可欠で、ATPはそのエレルギー源です。

ATPの増加はミノキやプロペシア、ザガーロでは得られない効果です。

ミノキの育毛効果は血管拡張させることで、血流を回復し、より多くのたんぱく質が毛乳頭に供給することが目的です。

プロペシアやザガーロなどの5aリダクターゼ(5aRs)阻害薬は男性ホルモンと5aRSが結合し、発生するDHT(ジビトロテストステロン)の発生を抑制する為です。

DHTが発生すると、毛根のATPの生成が抑制されてしまうことからAGA治療において、服用が推奨されます。

問題は5aRSを抑制し、DHTが減少しても、比例してATPが自然と増加する訳ではありません。

低出力レーザーが性別を問わず、育毛効果が認められているのは、薄毛部分の毛根内のDHTの量に関わらず、ATPが増加させることで毛母細胞のエネルギーが補われ、髪の成長が活発化する為です。

他にも、低出力レーザーは自毛植毛の拒絶反応のショックロス(移植した周辺の毛の脱毛)の抑制や産後の脱毛、円形脱毛症といった特殊な脱毛にも効果があります。

いかなる場合でも髪の成長を活性化させるにはATPを増加は不可欠です。

ただいくつかの注意点や誤解があります。

LEDと低出力レーザーの違い
1. 日本では低出力レーザーと共にLEDにも育毛効果があると示されていますが、これは全く異なる光で、ISHRS加盟国でLEDに育毛効果を認めているのは日本だけです。

医薬品でも効果効能や安全性を検証する際、二重盲検比較試験が行われますが、低出力レーザーのプラセボ効果を検証するの、本来治療効果がないLED照射器が偽薬の役割で用いられ、臨床試験や論文が発表されています。

世界でも日本だけがLEDをガイドラインに追加している背景にはLEDの育毛効果を提唱する大学の研究に多額の寄付し、共同開発をしているのが国内大手の育毛サロンであることが影響しています。

光の拡散の違い

2. 家庭用の電球やイルミネーションライトでもわかるように、LEDは拡散する光です。同じ波長や色の光は頭皮に表面に当てるのではなく、毛根内の毛乳頭に光が当たらなければ、効果を発揮しません。

レーザーは直進性の高い光なので、毛根の底部まで届きますが、LEDの拡散する光は皮膚表面にしか当たりません。

低出力レーザー器の品質・有効性・耐久性の違い

3. 特に低出力レーザーが話題になり、米国を始め、中国やアジア圏から効果効能が第三者機関で検証されず、国の認可を受けていないような粗悪品やコピー商品が販売されるようになりました。

大手メーカー品でも問題はあります。

低出力レーザーの大手メーカーでも、10年前から発売していた別の形状のレーザー器を照射方法や照射時間まで一切変更したにも関わらず、他社メーカーの全頭照射型が人気を博した途端、同じような製品を発売したのですが、実機を用いた臨床試験を行わず、認可を受けた製品もあります。

認可手続き上、不要であるかもしれませんが、それまでの自社の主張を覆すような髪を分け取っていない設計や照射方法の製品を発売しながら、中立的第三者の効果検証を受けず、認可だけ受けるという点には疑問が残ります。

他社製品はクシで髪を分け取らない為、レーザーが頭皮に照射されていないとブラシやバンド型の有効性を主張。

現在もクシで髪を分けとることが重要だと説明しながらも、他社製品が注目を浴びると、自ら主張や覆し、他社製品を真似たクシで髪を分け取らない製品を発売しました。

同社の最新の研究結果も2014年に発表されたものが最後で、これは旧タイプのブラシやバンド型タイプで行った結果であり、全頭照射型器を発表してからは、認可時や発売後も、効果検証や研究結果を発表していません。

その製品は照射時間を照射方法で選べ、点滅または点灯を選べるのですが、一般的な電球と同様に点滅照射は、電流が流れたり、切れたりするので製品の寿命が著しく短くなります。

通常の電球と比べ、レーザーダイオード(LD)やLEDは耐久性が高いことが特徴ですが、

LDやLEDはほとんど発熱しないという特徴がありますが、発熱しなくても、電球の根本の電源部分や電子基盤はどうしても高温になってしまいます。

LDやLED製品は放熱技術や基盤の耐久性も大幅に向上し、使い方さえ誤らなければ、「10年以上持つ」という製品もあります。
5年以内の故障は無償交換するメーカーも増える中、通常、電球は消耗品ですので、補償対象にはなりません。しかし長期保証がつくのは、メーカー側も自信を持って販売しているからです。

耐久年数が短い製品は電源や基盤の品質が劣っていると利用できる期間が短くなります。

事実、大手メーカーの全頭照射型を発売した製品は当初の説明書に「耐久年数5年」と記載していましたが、ある時期から「長期の利用が可能」と記述を変更しましたが保証年数も僅か2年です。

低出力レーザーを使用して、回復しても、現状を維持する場合は一定の年数の使用は不可欠です。

使用の中断をできるまで回復しても、年齢を重ねていくうちに、再発の可能性もあり、低出力レーザーを再開する必要が出る場合があります。

それが5年程度しか利用できないような低出力レーザー器では数年置きに買い替えが必要になってしまいます。

機器が使用される気温が高くなると、電子基盤温度も上がり、耐久性に直結します。

平均温度が25℃。最高温度が35℃で製品の耐久性の検証が行われた機械の場合、日本の夏の高温多湿の気候では使用時の室内温度は低くても、不在時の室内温度は35℃を大きく超える可能性があります。

反面、長期保証を提供するメーカーの品の場合、平均温度が50℃を想定し、耐久性の検証が行われている為、レーザー照射時の電子基盤の温度上昇や夏場の不在の保管時の高い室内温度でも基盤が劣化や故障する心配がありません。

低出力レーザーのメーカーでも1社を除けば、家庭用低出力レーザー器しか製造していません。

ですが業務用と家庭用の両方を製造しているメーカーの場合、業務用器で培った技術や設計に加え、毎日繰り返し多用され、過度な負荷の状況下での使用が想定された電子基板やLDが、組み込まれている、家庭用低出力レーザー器は最長で5年の製品保証し、15年近い耐久年数を想定し、製造されています。

効果を左右するレーザーの数もすべてのメーカーで最多個数を搭載しています。

業務用で得た、耐久性や保証年数も重要ですが、全頭照射型の低出力レーザー器として、世界で初めて特許を習得し、何より、実機を第三者が使用した臨床試験を経て効果が認められ、その結果、FDAで認可されています。

後発薬のように、FDAの許認可では、酷似する形状の製品で、参考商品が承認されていれば、改めて臨床試験データを示す必要はないという要件があります。

ですがメーカーによっても、照射方法や時間も異なり、低出力レーザーの照射装置の先端のレンズの形状もそれぞれに異なります。

効果に確信があれば、参考商品を提示し、臨床試験を回避せず、実機を用いて独自の臨床試験データを元に認可を受ければ良いのですが、大半のメーカーは検証を回避して認可を受けたり、実際には届け出も出さず、他社の低出力レーザーが承認されているので、自社製品の効果も同等だと宣伝している製品も存在します。

低出力レーザー器でも優れた製品であればATPの増加だけでなく、塗布ミノキに匹敵する血行促進効果を同時に得られる製品もあります。

そのようなメーカーの製品は直近2019・2020年のISHRSで最高賞を受賞した2名のドクターが臨床や研究で導入しています。

FDAを始め、ISHRSでは、低出力レーザー単体での効果を認めていますが、薄毛の重症度や年齢によっては、使用頻度を増やす方法や、局所的に塗布用ミノキを追加することで効果を向上させる方法もあります。

通常の倍の頻度で使用するには製品の耐久性が重要となり、ATPの増加と血行促進効果が一度に得られる製品であれば、育毛剤の併用も不要です。

添付しているのは低出力レーザー単体で、重症度の高い例や高齢者。使用開始半年での回復例です

注意点は同数のレーザーを搭載していても同じ結果が得られる訳ではありません

回復例も別のモデルで得た、過去の回復例や中国メーカーなどは他社の画像を盗用し宣伝しているケースもあります

低出力レーザーのメカニズムや効果、製品での違いについて、医学論文や臨床試験、記事を元に、テーマ毎に、複数の記事を掲載しています

https://ameblo.jp/ikumouhatsumoujp/entry-12557374094.html
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2021/05/01 14:36
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