
アルカリ性カラーとは
アルカリ性カラーとは、髪表面のキューティクルを開かせ内部の黒いメラニン色素を分解し、もともとある色を抜きながら新しい色味を入れていくヘアカラー剤のこと。
日本において一番一般的なカラー剤であるアルカリ性カラーは、ブリーチ剤が入っていることが多く、色持ちが2〜3ヵ月前後と長いのが特徴。
ヘアカラーは90年代より一般化し、現在では美容室を訪れる約半数の女性がカラーをオーダーする程なじんでいるが、そのほとんどにおいてアルカリ性カラーが使用されている。
手軽にカラーを楽しめる時代にはなったが、同時にカラー剤による皮膚障害が年間200件程度報告されているという現状もある。アルカリ性カラー剤に含まれるアルカリ成分でピリピリしたり、ジアミンという成分がアレルギーを引き起こすなど相応の弊害もあるため、美容師のみでなく消費者側でも「刺激の強い薬剤である」という意識が必要と思われる。
アルカリ性カラーのヘアスタイル一覧